ベビーマッサージとは?
産後、赤ちゃんにすぐにできるコミュニケーションの一つで皮膚刺激(マッサージ)のことです。
大好きなママやパパに優しくたくさん触れられた赤ちゃんは心身共に健やかに育ちます。
またベビーマッサージをすることで赤ちゃんだけでなく、マッサージをしているママやパパにも効果があるんです!!
ベビーマッサージの効果とは?
ベビーマッサージの効果は多岐に渡ります!
ベビーマッサージがもたらすとされている効果を詳しくご紹介しますね。
1情緒が安定する
2夜泣き、寝ぐずりの解消
ベビーマッサージによって体がリラックスします。そうすることで赤ちゃんは深い眠りにつけるようになります。
3便秘の解消
全身やお腹を刺激することで便秘解消につながり、腸に溜まったガスが抜けやすくなります。
4免疫力がアップする
ベビーマッサージをすることで血行やリンパの流れが良くなり、免疫力が高まる効果が期待できます。
5親子の絆が深まり、ママやパパの育児の自信につながる。
ママの手と赤ちゃんの肌が触れ合うことで、愛情を感じ赤ちゃんは安心することができます。
ベビーマッサージをしているママやパパにもオキシトシンという愛情ホルモンが分泌されます。
オキシトシンには情緒を安定させる効果があるので、ママやパパのストレスが緩和されます。
ベビーマッサージ はいつからできるの?
お教室に通っているママたちから多い質問です。
ベビーマッサージを開始する時期に特に決まりはありません。
ベビーマッサージの本やお教室によっても、
・生後すぐから・生後2週間以降から・生後2~3ヶ月頃から、、、など、推奨時期は様々です。
ただ、新生児期に行う場合は赤ちゃんにとって刺激が強すぎることもあるため、軽く触れる程度で短時間から始めるのをオススメします。
新生児期の赤ちゃんにはおくるみタッチケアをオススメしています。→https://baby-nico.com/course/touch-care
赤ちゃんの様子とママの体調を見ながら、赤ちゃんもママも無理のない時期から始めてみましょう。
ベビーマッサージをやってみよう

ベビーマッサージを行う前の準備
ママと赤ちゃんがリラックスしてマッサージができるように準備をしましょう。
室内の温度
赤ちゃんは裸になりますので、25度を目安に部屋の温度を設定します。冷気や強い日差しが入らないようにしましょう。
赤ちゃんの体調や機嫌を確かめる
機嫌のよいときを選びましょう。始める前に、少しだけおっぱいやミルクを飲ませると落ち着きます。飲ませすぎは吐いてしまうことがあるので注意してくださいね。
マッサージオイル
赤ちゃんの肌に優しく万が一舐めてしまっても安心なオイルを選びましょう。
タオル
オイルを使う場合は赤ちゃんの体の下に敷くバスタオルを用意します。
リラックスできる環境
テレビや携帯の電源はなるべく切って赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。
ベビーマッサージのやり方
赤ちゃんと目を合わせベビーマッサージを始めることを伝えます。
赤ちゃんのお肌を痛めることの無いようにオイルはたっぷりつけましょう。
心臓から遠い右足から
足の付け根から足先まで手は密着させたまま両手を交互に使いマッサージをします。
お腹
胸
肩、腕
背中
最後に
肩、背中、お尻、腿、足首へと長いワンストロークで体全体を手を密着させたまま撫でおろし、終了します。
安全にベビーマッサージを行うためにはどうしたらいいか?

まずはベビーマッサージ教室に参加してみよう!
本や動画で確認しても、実際小さな赤ちゃんにベビーマッサージを1人でするのは少し怖いですよね。
そのようなときは、ベビーマッサージの教室へ参加してみてはどうでしょうか?
講師やインストラクターから、安全にベビーマッサージができるコツやアドバイスがもらえますよ。
教室も、少人数制からたくさんのママとの交流が期待できる大人数の教室、レッスン後にランチやお茶が付いている教室もありますので、自分に合ったところを探してみると良いと思います。
また、アフターケアも大切なポイントです!!
正しいやり方を確認しよう!
ベビーマッサージを安全に行うために正しいやり方を確認してみましょう。
・普段オムツ替えなどで触れられ慣れている足から始めると赤ちゃんが安心します。
・股関節は足のくの字を保ったままマッサージしましょう。
・お腹や、胸、首などの体の繊細な部分をよく確認し、力が入り過ぎないように気をつけましょう。
・うつ伏せを嫌がる場合は無理をせず抱っこしたり、ママの膝の上でマッサージするなど赤ちゃんの意思を尊重しましょう。
・赤ちゃんの肌を傷つけないようママの爪は短く切り、結婚指輪などの貴金属類を外しましょう。
・予防接種の後は避けます。
・皮膚に湿疹がでている時は避けましょう。